グランツーリスモ6に登場する?ジム・ホールがデザインしたシャパラルシボレー
Chaparralシャパラル 2X VGT
この車を語る上で、最初にジム・ホールについて語らねばなるまい。御年79歳のこの方は、石油王、レーシングチームの経営者、メカニック、そしてレーサーとして活躍した御仁です。
つまりは石油王が
「お金あるから自分の好きにレースしちゃうよ」
って言って、チームの経営から、マシンのデザイン、整備、そしてドライバーまでこなし、ユナイティッドステーツ・ロードレーシング選手権でチャンピオン、F1ではランキング12位という偉業を成し遂げた、伝説のおっちゃんです。マシン設計でもファン・カー(ファンを使って真空掃除機の原理でダウンフォースを得るマシン)を開発したり、メカニックの腕もピカ一、っていうかメカニックというよりも、発明家の域にまで達している。
お金持ちで、レーシングチーム作って、車も自分で作って、しかも運転も上手いだなんて、漫画の世界ですね。日本では日本ハムの大谷翔平選手が、投手と野手の二刀流とかで賑わしているけど、それどころじゃないかもしれない。
そのジム・ホールが設立し、90年代初頭までインディなどで活躍していたコンストラクター(レーシングカー製造会社)。今回、シボレーがグランツーリスモ用のコンセプトカーを作るのに、ジム・ホールに依頼し、マシンの名に「シャパラル」を冠したってわけ。オールドレースファンにはとっても胸熱な話なのだ。
さてこのマシン、シボレーのコンセプトカーで、実際に走行は出来ません。プレイステーション3用のソフト、グランツーリスモ6のアップグレード用のマシン。
ホイールにシボレーの文字が。タイヤはミシュラン。
動力はレーザー推進らしいです。この後ろの尖ってるのがレーザー推進の動力部でしょう。671kW(約900馬力)、0-100km/h 加速は1.5秒。コンセプトカーだからなんでもOK
プロモーション動画です
最後まで見ると、これ乗りたい!って思いますね。あとジム・ホール氏は79歳には見えない!超かっこいい。おっさんなんて言ってごめん・・・
素朴な疑問
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