新型ホンダレジェンドのここがすごい!燃費や価格、3モーターの件など
新型ホンダレジェンドのここがすごい!
1985年の登場から、本田宗一郎の最後の愛車として知られ、中嶋悟やアイルトン・セナも愛車として使用したと言われる、ホンダのフラッグシップカー、レジェンド。一時はラインナップから消されたものの、今回、復活するということでホンダファンの僕としては胸熱な車に仕上がっています。
今回5代目となるレジェンド、初のハイブリッドシステムなわけですが、そのハイブリッドのシステムが今までに無いシステムで、走りがすごそうなイメージですよ。
■ 新開発!3モーターハイブリッド
レジェンドに搭載されているパワートレインは、V6 SOHC3471cc エンジン+3モーターという強力なもの。このV6エンジンだけでも314psを発揮しますが、3モーターを合わせるとシステム出力が382psに!これはライバルの日産フーガハイブリッドの364ps、レクサスGS450hの348psを上回るパワフルさ。
3モーターと言われても、ピンと来ないかもしれないけど、1つのモーターはエンジンと一緒に前輪を助け、2つのモーターはそれぞれ後輪を駆動するのに使われる。つまり図にするとこんな感じ。
我ながらまあ適当な図ですが、大体はあってると思います。
この3モーターの最大の特徴は、後輪の左右輪が独立しているため、それぞれのトルク配分を意のままに制御することが可能なこと。今まで多板クラッチなどでメカニカルに制御していたことが、モーター駆動で制御できるようになり、より細かいコントロールが可能になったとのことです。
■ 軽量化、がんばりました
3つもモーターを積んでることで、やっぱり気になるのは車重です。ですがアルミ材の採用、溶接の方式などに新技術を盛り込み、頑張って軽量化、1980kgに抑えました。
ライバルの日産フーガは1890kg、レクサスGS450hは1860kgなので、重さは否めませんが、その2台と比べるとサイズも大きいし、パワーも強力なのでまあ仕方ないかってところ。ちなみにパワーウェイトレシオはレジェンドが5.18kg/ps、日産フーガハイブリッドは5.19kg/ps、レクサスGS450hは5.3kg/psなので、レジェンドやや有利。
■ 燃費はどうなの?
新型レジェンドの燃費はいかが?JCO8モードで16.8km/lと、このクラスではなかなかの数字。でもライバルの2台は18.0km/l 前後出てるので、ちょい燃費悪め?
■ 価格は?
新型レジェンドはワングレードで680万円。日産フーガハイブリッドの599万円よりは高め、レクサスGS450hの828万円よりは安め。この価格がどうかは、買う人の価値観次第ですよね。
実はこのレジェンドのパワートレインは、時期NSXにそのままフィードバックされるらしい。ただしNSXは後輪駆動なので、前後逆になるとのことです。
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